
2006年06月15日
建築士の集い2
前回の続きになりますが、熊本といえば『馬刺し』!!
九州他県の委員の方達と大会前日に食事会があったのですが、割烹だったので
と〜っても美味しくいただきました^^。
土曜日は大会で、九州全県から建築士500名を超える参加だったそうです。
沖縄は離県なので私を含め18名でしたけど。
日曜日は一日建築見学ツアーで、熊本の建築士会の方が案内してくれました。
その中でも、平成3年開館なので新しい建物ではないのですが、伊東豊雄氏が
設計した八代市立博物館未来の森ミュージアムがとても印象に残りました。
まず、道向かいの松濱軒という八代の城主が建てた八代の象徴ともいうべき
茶室と調和が取れ、市の景観として共存できていること。
そして、この建物が出来たことで、八代市を訪れる観光客や外国人が
増えたという事実。
建築をするという仕事は、達成した時に目に見える形として完成するだけに
そのもたらす力が良くも悪くも明確に分かるように思います。
今回の建築ツアーの中で、そのことを今まで以上に強く感じ、身のひきしまる
思いでした。
ここのところの大雨であちこちで災害が発生しています。
建築やまちづくりに関わっていく一員として改めて建築をするという
私たちの責任や自然との関わりを考えさせられる出来事です。(奥家)

Posted by AKS at 20:54│Comments(2)
この記事へのコメント
伊東さんの八代市立博物館未来の森ミュージアムは有名ですよね。そして建築の環境は回りに与える影響というのは大きなものだというのも同感です。時代を経て設計者がなくなっても、そこに存在してます。ガウディのサクラダファミリアがいい例ですね。後100年か200年か、作りながら修復工事も同時進行している世界でもまれに見る建築ですよね。
建物は作るまでは設計者次第ですが、どうやって完成させるかは使う人たち次第。。。ある小学校でトイレに無垢材を使ってデザインしたそうです。最初はトイレだしタイルとか。。と反対もあったそうです。でも結果子供たちが、気に入って、そのトイレをきれいなままにしたいと、一生懸命掃除をしているそうです。汚したり落書きしたりということも一切ないそうです。すばらしいですね^^
建物は作るまでは設計者次第ですが、どうやって完成させるかは使う人たち次第。。。ある小学校でトイレに無垢材を使ってデザインしたそうです。最初はトイレだしタイルとか。。と反対もあったそうです。でも結果子供たちが、気に入って、そのトイレをきれいなままにしたいと、一生懸命掃除をしているそうです。汚したり落書きしたりということも一切ないそうです。すばらしいですね^^
Posted by chico at 2006年06月15日 22:25
Chicoさんへ
コメントありがとうございます。全くその通りです。なんだか言いたかった事をとっても上手にまとめてもらっちゃいました(*^_^*)。
コメントありがとうございます。全くその通りです。なんだか言いたかった事をとっても上手にまとめてもらっちゃいました(*^_^*)。
Posted by G&E at 2006年06月16日 18:25