てぃーだブログ › 5つぼのしきち › お米と住まいと。

2012年06月23日

お米と住まいと。

こんにちは
城(タチ)です。


こないだ渡嘉敷で米を収穫したって記事が新聞に載っててびっくりしました。

はやい

岐阜県へ畑や田んぼ仕事の手伝いに時々遊びに行ってましたけど、今は“田植え”が終わったころです。

秋に収穫した藁は自然乾燥させたあと家づくりの材料にすることもできます。
つまり組み上げた木の柱の間に、ブロック状にした藁で壁を作って土を練りこむ。
勿論、構造を支えるのは木の柱です。

こういう家づくりの方法は北米からはじまったそうで、
風土に根差した生きていく知恵です。

『ストローベイルハウス』っていうんですけど、断熱性、調湿効果etcに優れていて、
近代の合理化を進めた結果の、効率のいい家づくり、効率のいい農作業では絶対にできない
“合理的な”家づくりです。


そしてせっかくやってみるなら安心できる藁、米づくりから自分たちで…という思いから

『はさ掛けトラスト』 http://ku-sumu.seesaa.net/

↑こういう活動を始められた建築士の方と知り合って、
少しの間ですが参加させてもらってました。


311震災はいろんな視点から近代合理性や市場原理一辺倒の限界があらわれたと思っています。
震災後、急にシェアという言葉が安易に使われ出したような気がしていますが、
例えばこういう農業と建築だとか、それぞれ受け継がれてきた違った分野が
いろんな方法でシェアしていくかたちがもっともっと増えていく気がしています。


自分は、住宅は社会保障でもあるっていう忘れられがちなことを少なくとも念頭に置いて仕事を覚えていきたい

…ってかっこつけたいとこですが、試験うかるかどうかの やべいラインで今日も先輩から…あーあーあー





Posted by AKS at 16:25│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。