
2011年01月23日
インド旅行記 5日目
インド旅行記 5日目
無事に5日目の朝を迎えた。
今日はいよいよエローラの遺跡を見に行く日だ。
昨日の夜にナンパ(??)した、地元の学生君が宿の前で待っていた。
何故か彼の兄もつれていた。。。
とても有名な遺跡なのにまだ二人とも見た事が無いらしい。一緒に行きたいとの事だったので喜んで「一緒に行こう!!」ということになった。
エローラ迄の道のりはトゥクトゥクで約2時間
途中いろんな観光スポットによりながらの道中となった。

ビービー・カ・マクバラー
タージ・マハルをモデルに作られたらしい。



ダウラターバード
要塞の遺跡
そこに来ていた子供達

そんな感じで寄り道しながらやっとエローラの遺跡に到着。
しかしここに来て、この兄弟二人は「僕たちはお金がないからここで待っている」。。。と
???なぜ今言う???と思いながら、仕方が無いし、かわいそうなので、自分が払ってあげる事に。。。
まずはエローラに隣接している「アジャンター石窟群」を見学





ただただ凄い。
こんなものが何百年も前に人間の手で作られたとは。。。
続いてエローラの遺跡へ
メインはカイラサナータ寺院
まさに巨大な彫刻。





とても人の手によって作られたとは思えない規模と、精巧な彫刻でとにかく凄いの一言。
「作り出す」のではなく「削り出す」建築。
おもしろい。
これを作った人たちはどんな気持ちで作ったんだろう。作る気持ちにさせたのは何だったのだろう。完成を見ないまま何人の人が死んでいったのだろう。
完成させる事が目的ではなく、作る事自体が目的だったのだろう。
空間的にもおもしろい。
構成する材料は石のみである。
岩の切れ目から見える光、降り注いでくる光。
とてもありがたく感じる。
かつてこの遺跡を見た安藤忠雄氏のコメントがあったので紹介
「一般に建築は部材を接合し構成するが、減算手法というべきだろうか、通常の建築とは正反対の作り方をしている。 夕刻、光は祭壇空間に入ってくる。その光は岩を切り裂き、闇を切り裂いて入ってくる。光は至福である。執念とも言うべきものが人々の気持ちをこれほど遠くに運んで行けるのだろうか。感動的である。この岩山を見たとき、一体の寺院に彫り貫こうとした思いの深さと時間を超えた営為に寒気をもよおす。」
詳しい紹介はこちらをどうぞ
http://ja.wikipedia.org/wiki/アジャンター石窟群
http://ja.wikipedia.org/wiki/エローラ石窟群
じっくり見学し終えトゥクトゥクで帰途へ
アウランガーバード迄2時間
今日はとても有意義な一日だった。
夕陽を見ながら帰った。
一日ずっと一緒だった兄弟と、運転手と分かれるのが寂しかった。


市内に着き、今日の夕食ももちろんカレー

明日はこの街を離れデリー迄24時間の電車の旅だ。
そして明日は大晦日
(畠山)
←電車で年越し??
無事に5日目の朝を迎えた。
今日はいよいよエローラの遺跡を見に行く日だ。
昨日の夜にナンパ(??)した、地元の学生君が宿の前で待っていた。
何故か彼の兄もつれていた。。。
とても有名な遺跡なのにまだ二人とも見た事が無いらしい。一緒に行きたいとの事だったので喜んで「一緒に行こう!!」ということになった。
エローラ迄の道のりはトゥクトゥクで約2時間
途中いろんな観光スポットによりながらの道中となった。
ビービー・カ・マクバラー
タージ・マハルをモデルに作られたらしい。
ダウラターバード
要塞の遺跡
そこに来ていた子供達
そんな感じで寄り道しながらやっとエローラの遺跡に到着。
しかしここに来て、この兄弟二人は「僕たちはお金がないからここで待っている」。。。と
???なぜ今言う???と思いながら、仕方が無いし、かわいそうなので、自分が払ってあげる事に。。。
まずはエローラに隣接している「アジャンター石窟群」を見学
ただただ凄い。
こんなものが何百年も前に人間の手で作られたとは。。。
続いてエローラの遺跡へ
メインはカイラサナータ寺院
まさに巨大な彫刻。
とても人の手によって作られたとは思えない規模と、精巧な彫刻でとにかく凄いの一言。
「作り出す」のではなく「削り出す」建築。
おもしろい。
これを作った人たちはどんな気持ちで作ったんだろう。作る気持ちにさせたのは何だったのだろう。完成を見ないまま何人の人が死んでいったのだろう。
完成させる事が目的ではなく、作る事自体が目的だったのだろう。
空間的にもおもしろい。
構成する材料は石のみである。
岩の切れ目から見える光、降り注いでくる光。
とてもありがたく感じる。
かつてこの遺跡を見た安藤忠雄氏のコメントがあったので紹介
「一般に建築は部材を接合し構成するが、減算手法というべきだろうか、通常の建築とは正反対の作り方をしている。 夕刻、光は祭壇空間に入ってくる。その光は岩を切り裂き、闇を切り裂いて入ってくる。光は至福である。執念とも言うべきものが人々の気持ちをこれほど遠くに運んで行けるのだろうか。感動的である。この岩山を見たとき、一体の寺院に彫り貫こうとした思いの深さと時間を超えた営為に寒気をもよおす。」
詳しい紹介はこちらをどうぞ
http://ja.wikipedia.org/wiki/アジャンター石窟群
http://ja.wikipedia.org/wiki/エローラ石窟群
じっくり見学し終えトゥクトゥクで帰途へ
アウランガーバード迄2時間
今日はとても有意義な一日だった。
夕陽を見ながら帰った。
一日ずっと一緒だった兄弟と、運転手と分かれるのが寂しかった。
市内に着き、今日の夕食ももちろんカレー
明日はこの街を離れデリー迄24時間の電車の旅だ。
そして明日は大晦日
(畠山)

Posted by AKS at 12:00│Comments(0)