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2010年09月29日

映画について

最近みた映画に、「TOKYO!」という映画があります。
海外の有名な映画監督たちが、三者三様の解釈で東京を描くという、
ショートムービーです。
企画と、宣伝に惹かれて楽しみにしていたのですが、感想はというと
よくわからなかった。。。 しかも、すべてどことなくネガティブ。。。

なぜか、最近の映画はボール投げっぱなしのような、よくわからない映画が多い気が
します。(僕が観ている映画がたまたまそのような映画ばかりなのかもしれないけど。)

僕が映画を観ると時、そこに何か新し価値観、解釈を見いだしたしたい時と、
映画なんだから、パーッと景気よくやってくれやい!という時があって
その時によって観る映画の種類もかわるのだけど、どちらにも期待している
のは、終わった後に、なにかしら感動がほしいという事。
それは、好きととか嫌いとかではなくて、映画になる意味のようなものを
求めてしまう。

この映画は好きになれないなー、でもこういう視点もあるのかフムフム、と思えれば
いいのだけど、「わからない」または、「風景がきれいだね」ぐらいの感覚しか
残らない場合は、どうしていいかわからない。

観る僕のほうに、知性と感性が備わっていないというのも大いにあるのだろうけど、
作者の思いを読み解くヒントや、入り込み易い物語的仕掛けのようなものがもう少し
あってもいいのではと思ったりします。

この2.3年で観た映画の中では、コーエン兄弟の「ノーカントリー」はよかったです。
ドキっとする暴力描写が結構多いのだけれど、物語の骨格がしっかりしている上に
ディティールにもこだわっているので、それがより一層物語りを深くしている、
とても味わい深い映画でした。
機会があれば観てみて下さい。   (仲本)

映画について


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Posted by AKS at 19:16│Comments(0)
 
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