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2009年03月06日

街の風景

僕の好きな風景の一つに、歩道橋からみる東京の風景
(代々木の交差点上、日の入30分前)があります。

学生の頃に何度か建築を見学しに東京を訪れたのですが、
その時に必ず足を運んでいました。

もともと歩道橋の上が好きで、意識して周りを見渡すと、いつもとは違う視線の移りかわ
りから、街の風景が新鮮に見え、少しワクワクしたりします。

数ある歩道橋の中でも代々木の歩道橋からみる風景は、一番印象が深いです。

夜の気配を感じる日の入前、空は深く透き通った青色、高層ビルは残りわずかな今日の光
を反射している。

ふりかえれば明治神宮のある代々木公園、その向かいは名建築代々木体育館、若者が集う
原宿、そして、帰路につく人々。。。

様々なものが混ざり合っていて、どことなく刹那的な風景が、人間の営みの風景として
この目に飛び込んでくる。

どこにも属さない中性の風景ともいうべきか。なんだか愛しく感じたりもするのです。

建築を設計する上でも、場面の移り変わるアプローチ、階段、廊下などを、ただの通過点
とするのではなく、心地よい場面展開を意識して設計することを心がけていきたいと思っ
ています。

残念ながら画像がありませんが、機会があれば、載せたいと思っています。

(仲本)
←只今18!!!位



Posted by AKS at 09:06│Comments(2)
この記事へのコメント
そうやんな〜。
人の動きに伴う風景の変化ってとってもワクワクする瞬間だと私も思います。建築を、この世界が人がつくった事を無意識でいる人は知りようもないでしょうが(素人には当たり前)、この誰もが共通にもつ動作に伴う事柄は、建築という分野には出来るべき事が山程あるんだ!という事を大事にしましょうね。
今の多くの大衆建築にはそれが欠けていると思います。
「人間と建築」一番原点で、あたりまえの事ですがお互い大事にしましょう。また飲みましょう!
Posted by QMA at 2009年03月08日 03:08
お久しぶりです!コメントありがとうございます。
『人間と建築』。大事にしていきたいです。設計を続けて行く事で、図面上での戦いが多くなり、ミクロとマクロの部分、よいディティール、間取りまたは法規、構造という専門的知識、地域性などを考えることに意識がいきすぎて、身体的な感覚というか、その狭間にある人間をとらえるという事を忘れがちになってしまいます。
東京の風景をみて、愛おしく感じたのは、やはり人間をそこに感じたからなのだと思います。
あまりまとまりのないような事を書いているような気がするのですが。。。とにかくまた飲みましょう!!ありがとうございました。
 
Posted by 仲本 at 2009年03月10日 00:33
 
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