
2007年06月08日
根っこの話
建物を設計する上で、敷地に木を植えるとき、その木がどのくらい
成長するか考えなければなりません。
それは木が、枝の広がりと同じように根っこも広がっていくからです。
建物との距離を間違えると建物の基礎に影響を与えることになってしまいます。
重要文化財の保存委員の方がおっしゃっていたことには、
「木を保護しようとしたらその木が植わっている場所だけでなく、枝が
伸びている先まで根も同じように伸びているので、木の枝が道まで出ていたなら、
その道も保護する必要がある。」
ということでした。
私が好きなイラストレーターのヨシタケシンスケさんが本の中でこんなことを
描いていました。
『大きくなればなるほど、立派になればなるほど、人に見せない部分も
大きくしなくてはいけないのです。』
(前里 悦子)

Posted by AKS at 18:43│Comments(2)
この記事へのコメント
心にじ〜んとくる言葉を頂きました。『見えないところにも脂肪をしっかりつけて大きくします』(^^)ちと違う?
Posted by のしいか at 2007年06月09日 22:04
のしいかさんへ
コメントありがとう!
歳とともに色んな人の色んな言葉に共感したり励まされたり
考えさせられたりするもんですね〜、しみじみ。
コメントありがとう!
歳とともに色んな人の色んな言葉に共感したり励まされたり
考えさせられたりするもんですね〜、しみじみ。
Posted by G&E at 2007年06月12日 12:22