
2007年05月12日
とうとう着工
昨日の午前中は、公共工事の安全祈願祭。夕方は、住宅の完成引渡しでした。
公共工事は初めての担当です。
設計からここまで来るのに3年以上かかりました・・・。
マリンスポーツに関わる施設ができる予定です。
よく、うちの所長が、『設計した建物一つ一つが自分の子供みたいなもの』
といいます。
住宅であればその家族が新しい住宅で幸せに楽しく暮らしてくれることを
願います。
どこの事務所だってそうだと思いますが、施主さんとたくさん話し合って、
業者さんと協力しあってつくった住宅で、手入れがされず荒れ放題になって
いたり、家族がバラバラになって心ならずも住宅を手放されたりされると、
それはそれは心が痛いものです。
反対に新しい住宅の中で家族が増えていたりすると自分も家族の一員のように
とっても幸せな気持ちになります。
公共工事の場合、実際に利用される人々全員と打合せが出来るわけでは
ありませんが、工事の間、安全と順調に工程が進むよう努めていきますので、
完成後は是非!、多くの利用者に長い期間親しみを持って活用される施設に
なるよう運営してほしいと強く願った祈願祭でした。

(前里♀)

Posted by AKS at 17:11│Comments(0)