沖縄瓦

AKS

2006年08月21日 20:28



土曜日いつもお世話になっている瓦業者さんの進めで、瓦工場見学と陶器作りを体験しました。
瓦ができるまでの工程を追いながら、最初に瓦の材料になる土の配合から見学。
クチャ(琉球粘土)と赤土を混合して、機械で瓦の形にプレス。
それを乾燥する機械に入れ(約80°)、それからガス釜に(1020°)。
釜に入れるまでは、瓦の色は黒。粘土に近い色で釜から出すと従来の赤い瓦に。
最初に赤土を混ぜていたので最初から赤い色かと思っていました。



瓦が赤くなるのは、クチャに鉄分が含まれていて釜で焼くことで、水分が蒸発する際に鉄分が酸化して赤くなるそうです。
最初に赤土を混ぜるのは、色をつける為ではなくクチャの粘りを抑える為だそうです。今は、機械ですべての工程を行なっていますが、昔の瓦造りの方法も聞き昔の人達の知恵にも感心しました。

  



工場見学の後は、陶器作り。みんなそれぞれ個性のあるものができてとても
楽しかったです。かなり夢中になって無言で作りました。
ろくろも体験でき、また陶器作り挑戦したいです。
(前里)

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