自然の持つ力
昨日の夜は、3ヶ月に一度の職場のセミナーの日でした。
今回の講師は、沖縄ロックミュージック界の重鎮、喜屋武幸雄さんに来て
いただきました。
沖縄のロックの歴史から彼のおいたち、戦時中の話、コザ暴動の話、
エーサイン時代の話、山歩きや山菜の専門家としての話、これからの沖縄の
話etc…と、ほんとに多岐にわたって話していただいてどれも興味深くて、
スタッフ全員、話に引き込まれてあっと言う間の時間でした。
話を聞いて、私たち建築士は、もっと自然のこと、沖縄のことを
知らなければならないと痛感しました。
私たちは、ものをつくるために、ものを壊します。
木を切って、山を削り、建物をつくっていくのです。
その建物をつくる材料をもっと知ること、地域の特性を知ること、それが
より良い設計につながり、建物の耐久性を長く、かつ普遍的なデザインと
なります。
それは多くを壊さずに自然・資源を守っていけることにもつながるはずです。
今回の講座で、すごく沖縄を感じたくなって、今日は北部へドライブに
行ってきました。
ここのところ、なんだか自分の中で色々なことに憤りを感じていた私。
山の中にいて、ふと気付いたら、
『昨日、話が聞けたっていうのは、すごくいいタイミングだったなぁ。』
と講師をしてくださった喜屋武さんやこうしてセミナーを企画してくれる
所長に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
そう考えると止まらない!!
今、こうして建築士をしているのは大学からの親友のおかげだな、
彼女はすごく小さな幸せに感謝したり、小さな発見を素直に感動できる人だから、私に色んなきっかけを作ってくれた人だな、としみじみと思ったり。
人のことを想いすぎて自分で自分が重くなってしまう、自分で自分を
追い込むくせのある私を客観的に見れて、
『あぁ、こんなに人が愛せるってことは、自分がそれだけたくさん人から
愛されて育ってきたってことなんだな』とか感謝の気持ちがいっぱい…。
山って自然てすごいっ(^^;)!! (奥家)
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