7月10日の記事
これは錫の漆皿
内地にいたときから これを作られた渡慶次夫妻のお名前は存じていました。
一度お会いしたいと思っていたら ぽっとご縁に恵まれて、お話を伺えば
言葉から滲み出るのは 祈るような気持ちで木に向き合っておられること。
作為的でなくて自然に結果を委ねたような形になるのは そのためかもしれません。
作為的でないこと。お施主さんの希望をいくらか汲み取るこの建築設計の仕事において、
ひとつ究極の理想かもしれませんが、
足掻いても仕方ないので、とりあえず断片を見ただけの かっこいいだの ダサイだの
そういった陳腐な言霊からは無条件で離れます(笑)
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