先週の東京出張は、『全国女性建築士連絡協議会』といって、
全国から女性建築士が集まっての大会でした。
この大会は毎年行われ、地方と東京で交互に開催されます。
去年は青森で開催されて、私は今回で2度目の参加でした。
1日目の午前中は、全国の建築士会の女性委員会の委員長会議。
これも沖縄県の委員長として2度目の参加ですが、
やっぱりずら〜っと委員長が並んでいると圧巻です。
今回も多分私が一番年下かな〜、と思って見回しました。
見るからにバリバリ仕事しそうな人や着物で出席している人。
そうかと思えば近くのスーパーの大安売りに急いで来たかのような格好の人…。
それもこれもひっくるめて、みんないったいどんな建物つくってるんだろう
と気になるわけです。
で、名刺を交換した方でHPがある方は必ず帰ってからチェックします。
へぇ〜、あぁ見えて、けっこうロマンチストなんだ〜、とか
一人失礼なこと思ってますが…。
1日目の午後は全大会。基調講演とシンポジウムでした。
2日目は分科会に分かれて、それぞれのテーマに沿った協議が行われます。
例えば、「健康住宅」だとか
「建築物の再生利用」だとか
「子供と住環境」だとか…今年は8つの分科会がありました。
自分が続けて取り組んでいる仕事や研究に合わせて毎年同じテーマの分科会に
出席される方もいるし、私みたいに
「今年はこっちに参加してみよっと」
と色々な分科会を渡り歩いている人もいます。
私は、今多くの法改正がされている、もしくは近々される予定のある事で
なんだかひっちゃかめっちゃかになってる
「建築をとりまく制度」
についての分科会に参加してきました。
それにしても毎回参加すると本当に感心しますが、皆さん
自身の仕事だけでなく、地域の活性化・まちづくりのために
人力を尽くして頑張っておられる方ばかりで
すごく刺激になるし、勉強になります。
あと、子連れで参加される方もいて、女性建築士であることを
改めて考えさせられます。
ちょっと変わったところでは、いつもなら仕事の集まりは建築業という
男性社会のためにスイスイで利用できる女子トイレがこの大会の時だけ、
渋滞することに女性であることを意識します(笑)。
よ〜し、勉強できたことを沖縄で生かせるよう出来る事にどんどん取り組んでいくぞ〜。
というわけで、近々先輩方にお声掛けしていっぱい知恵をもらわなくっちゃ。
(前里悦子)
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