木曜日から行っていた青森出張から帰ってきました。
沖縄本島3年ぶりの台風。
私は少しも見ないまま。
台風が来る前に沖縄を出て、去った後に戻ってきて、
沖縄で仕事してたスタッフのみんな、ごめんなさい。
建築現場の台風対策や通過後の現状確認に忙しかったことでしょう。
お疲れさまでした、私の担当の分までありがとう。
それで、私は青森にて全国女性建築士連絡協議会に沖縄の女性部会長として
出席&大会に沖縄メンバー3人で参加してきたわけです。
青森への直行便がないために前日入りしたことが、返って台風を避けて
飛ぶ事が出来、ラッキーでした。
私にとっては、初めての青森、初めての東北、で見るもの聞くもの食べるもの
興奮しっぱなしでした。(会議ではなかったの???)
大会のことや空き時間に見て来た建築のことはまた後日書くとして、
青森といえば、
でんっ!! これでしょ、ねぶた祭り。
なんと今年の8月に走る製作途中のねぶたを間近で見る事ができました。
そこが製作場所だと知らずたまたま行ってみたところで、
たまたま見れたんです!
ボランティアガイドさんがねぶたの製作過程を詳しく説明、案内をしてくれました。
これが製作場所のねぶた小屋。
青森市では毎年5月〜7月の間、この中で22団体の各々のねぶたが
製作されています。一体つくるのに2千万円かかるそうです。
それを1週間で壊してしまうので、毎年2千万ですよ!!
これは土台です。
ねぶたは骨組みの上に一枚一枚丁寧に半紙が貼り付けられていきます。
色を塗ったときに白い透明度の高い場所は、先にロウを塗られたところです。
ねぶたの灯りがついたときに一層映えるようにロウが塗られています。
ねぶた師さんと、このねぶたの原画です。
原画を描いてデザインを決める人とねぶた師さんは別で、ねぶた師さんは
この1枚の原画を元にねぶたの後ろ側も考えて、立体におこしていくのです。
手なんてこんなに細かいんです。
ねぶたの中にはたくさんの電球が入っていて、それが夜、ねぶたをきれいに
浮かび上がらせますが、指先と胴体に同じワット数の電球を使っても
きれいにはならないので、しっかり電気屋さんが照度計算をした上で
電球が中にセットされていくのだそうです。
ちょっと写真を取り損ねましたが、電球を中の骨組み部分にワイヤーで
固定して取り付けている作業中のねぶたもありました。
そして、こんな感じ。
すごい迫力でしょ。
祭りを直接見に行くことは出来ないけれど、今年は、テレビで実際製作中を
見たねぶたが見られると思うとすごく楽しみです^^。
(前里悦子)
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