子供たちと折り紙建築

AKS

2006年10月03日 19:15



 先週の土曜日、秋休みに入った沖縄市の美里小学校にて、
折り紙建築教室をやりました。

沖縄県建築士会の青年・女性委員会主催の地域活動です。
私もうちの事務所の後輩2人と研修生を連れて参加してきました。





対象は小学5、6年生でしたが、希望して参加した4年生も数名いたようです。
家庭科室を使わせていただいて、約40名の児童と先生や保護者の方、
そして建築士10数名で楽しく講習をやりました。

世界的に有名な建物などの下書きを厚紙にたくさんコピーして、
難易度の低いものから高いものまで色々と準備をしていきました。

だけど意外にも子供たちに一番人気があったのは、
INAXのトイレ洗面ユニットだったり…。
便器をつくるっていうのがおかしかったのかな^^。


定規を線にあててカッターで切っていく作業で、ほとんどの子が
「定規使うと切りにくい!」
と言って、大胆にもフリーハンドで切ってましたが、案外そのほうが上手に
切れてたりして^^;。

なんだか定規を当てないと切るのが怖い、線からはみ出るのが嫌、と思う私は
『あぁ、大人になっちゃったってことかな〜』
となんだか妙なところで切なくなってしまいました。

1時間ほどの作業で、多く作れた子で3つ、折り紙建築を完成させてました。

その後、全員の作品を前に並べてもらって簡単に品評会。



数名、感想を述べてもらいましたが、建築士への質問で、

「やりがいと収入は?」

と聞いた女の子がいて、回答担当の建築士はあせってました…。
私はすごく感心して、おかしくて大爆笑しちゃいましたよ。
先輩、夢ある回答お願いします^^!! 


ところで、今になってふと思ったんだけど、建築士という職業の説明を
きちんとしてないままだから、小学生の中には、建築士って普段、折り紙建築を
つくってる職業だ、と思った子がいなかったか、ちょっと心配…。(奥家)


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