商店伝説

AKS

2006年09月26日 19:41



 夕方、仕事で疲れると、うちの職場のスタッフはよくコンビニに行きます。
やっぱり甘いもの食べたくなりますもんね〜。


以前、事務所が浦添市内のアパートだった時、隣に商店がありました。
今日はその商店の話。


その商店は、なかなかに味のある店。

商品の陳列棚の向こう側には食卓があって、そこの家族が御飯を食べている
横で私たちはお買い物…。
アイスを買おうと開けた冷凍庫には、そこの家族の夕飯用のお肉が保管…。
製造年月日を確認してからでないと購入出来ない数々のあやしい品物…。
おそらく自宅用で買ったものの不必要になったため店に出したのか、
他のスーパーの値札がついている商品…。


でも、歩いていける便利な距離だったし、要望すれば希望のお菓子や
ジュースを仕入れてくれたりしたので、うちのスタッフはよくそこを
利用していました。(ただ仕入れる量が半端ではなくて、要望した手前、
しばらくうちのスタッフ全員がそこでチョコボールを買う羽目になって
しまった、という事実もあるのだが…。)



ある日、うちのスタッフが買い物に行くと、商店のおばちゃん、ちょうど
御飯を炊いたところでした。

「兄さん、おにぎりにぎるね〜?」

「あ、じゃあ、(お言葉に甘えて)お願いします。」

と喜んでお願いしたら、おばちゃんにぎったおにぎりを差し出しつつ、

「はい、じゃ100円ね。」

・ ・・金とるのかよ〜っ!!
仕方ないのでスタッフは100円払っておばちゃんお手製おにぎりを
買って帰ってきました。


またある日、大きな房のバナナが売られていたのを見たうちのスタッフ。

「バラとか数の少ないバナナはない?」

おばちゃん、その房からバナナを1本ポキッと折って、

「はい、じゃ100円ね。」

・ ・・買うとも何とも言ってないのに折られちゃったからには
買わずにはいられず、スタッフは100円払って折られたバナナを
1本持って帰ってきました。

おそるべし、商店のおばちゃん。
でもなつかしいな〜。元気かな〜、おばちゃん。(奥家)


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